《あら、土田さんでしょ? 昨夜のコンサート、素晴らしかったですよ。 特に、第2部のポピュラー名曲集が。 ミュージカルやシャンソンをチェロで歌うのっていいですね。》
帯広音鑑主催のコンサートの翌日、帯広始発の列車に乗り、拙宅最寄りの新札幌駅で下車すると、ご婦人からお声がけがありました。 ホームから改札口へ降りるエレベーターの中で。 帯広の友人に誘われて、札幌からコンサートを聴きにきてくださったそうです。
コンサート会場は温かくやわらかな雰囲気に包まれていました。 帯広では40年も前からコンサートをやってきましたから、市民との交流が多いからでしょうか。 六花亭の小田豊前社長さんや、お医者さんの西田先生のおかげです。
ピアニスト、矢崎有佳さんとの共演はホントにホント、久しぶりで数年ぶり。 事前のリハーサルは行わず、合わせたのは開演前のゲネプロだけ。 それでもアンサンブルはバッチリでした。
宅急便で送っておいたCD/DVD/自著は、開演前にも休憩時間にも売れて、終演後はサイン会がありました。
残念だったのは、十勝地方もコロナ感染が拡大傾向で、感染者数が三桁の日が続いていたため、打ち上げ交流会は行わず、主催者の皆さまとは会場の十勝プラザでお別れしたことでした。
小生は、娘と孫娘を連れてホテル近くの全席禁煙のレストランへ行き、有料の個室で3人でささやかに乾杯しました。
娘はビール、孫は水、小生は、ノンアルコールビールで。
皆さんに喜んでいただけるコンサートができてよかった! 本番の日が来るまでは、暑い日が多かったけど、室内が30℃を超える日はエアコンをつけて。 設定は28℃にして。 毎日コツコツと練習を続けてよかったな。
翌朝、主催者から着信したメールには、《チェロの音色に包まれた幸せな、そして贅沢な2時間をありがとうございました。 やわらかな真綿に包まれているような、大きな懐に抱かれているかのような、そんな一時でした。 ・・・・ 帯広音鑑が、また土田さんのチェロの音色に出会える時まで、どうぞお元気で。・・・・》
何と嬉しいメールでしょう。 疲れていても、よし! また頑張るぞ! っていう気持ちにさせてくれます。
次なるコンサートは8月20日に札幌の豊平館で開催される、札幌ユネスコ協会主催のチャリティコンサートです。 よし、この調子で頑張ろう!
<帯広でチェロコンサート> おわり
東日本大震災復興支援のために 「じいたん子ども基金」を開設しました。
(2012年12月10日)
【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順
北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660