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<年寄りの散策>

冬期間を除いて小生好みの散策場所は、道立野幌森林公園。 まだ8月だというのに秋の気配を感じます。 いえ、木々の色づきはまだですが、夕方になると草原では昆虫類の大合唱が始まります。

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そこへ集まって来るのはカラスの群れ。 昆虫を餌にしているのでしょうか。 日暮れが近づいて、公園内にひと気がなくなり、カラスが集まって来ると不気味です。 小生、公園内で子育て中のカラスには、何度か襲われたことがあります。

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音もなく背後から飛んできて頭を狙われます。 多分、足で蹴るのでしょう。 帽子をかぶっているからよいですが、それでも、あの鋭い口ばしで突かれたらたまりません。

アスファルトの散歩道は太陽熱で温まり、昆虫類や赤トンボが気持ちよさそうに休んでいます。 危うく踏んでしまいそうになりますが、彼等は直前に気がついて飛んで逃げてくれます。 必死で生きようとしている生きものを踏みつけて、命を奪ってしまったら気持のよいものではありません。 逃げてくれるたびに、あぁ、よかったな・・と思います。

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エゾシカ、キタキツネ、時にはエゾリスに出会ったり、様々な野鳥のさえずりの中を歩くのは気持ちが良いものです。

しかし・・・ 心臓や足が弱ってきたなぁ。 2ヵ月に一度診察を受ける循環器内科。 先日、胸のレントゲン撮影はきれいだと言われたし、心電図検査も異常ないそうですが。

わかっとる! 弱ってきたのはトシを取ったということさ。 高齢による衰えだ。

《パパ、長い距離を歩くのも良いと思うけど。 スピードを少し上げる方が効率よく体力をつけられるのではないかな。 無理のない範囲でね。 早いゆっくり、早いゆっくりを交互でも良いと思う。 早く歩くと筋力も同時につくからね。・・・ 重いチェロを持つから、特に下半身の筋力アップが大事だと思うよ。・・・》

元スポーツ選手、孝行娘から有難きアドバイス。 しかし、心臓は85年間、いっときも休まずに働き通しでくたびれとる。  もう早くは歩けん。 ノロノロで休み休みでもいい。 人生最終コーナーだ。 もう少し頑張ってみよう。 今日の歩行数は、9552歩でした。

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         東日本大震災復興支援のために 「じいたん子ども基金」を開設しました。

(2012年12月10日)

【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順

                               北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660  

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プロフィール

土田英順

Author:土田英順
土田英順【つちだ えいじゅん】
音楽家・チェリスト。
日本フィル、新日本フィル、札幌交響楽団の首席チェロ奏者を歴任。
ボストン交響楽団およびボストンポップスでも演奏(1969〜1970)。現在ソリストとして活躍中。
全国各地、19都道府県での「東日本大震災復興支援チャリティ・コンサート」は486回を数え、震災後、東北には19回訪れ、被災地でのコンサートは101回に及ぶ。
(2023年4月末現在)
被災地に滞在中、大津波の犠牲となった女性のチェロに出会い、持ち主のご遺族と友人たちの思いによってボロボロになったチェロを譲り受け、蘇らせた。
チェロの音色が天国に届く事を願いながら、今日(こんにち)も被災したチェロを奏でる。
2014年12月「第17回まちかどのフィランソロピスト賞(社会貢献)」受賞。
2015年10月「札幌芸術賞」受賞。
被災したチェロを使って録音した CD「祈り」発売。
音楽人生をまとめた著書「チェロ弾き英順 音楽の人生(たび)」出版。
第6回 全国新聞社出版協議会 ふるさと自費出版大賞において優秀賞受賞。
2017年11月 ソロプチミスト日本財団より「千嘉代子賞」受賞。
2019年10月 デビュー60周年記念チェロリサイタルを開催。
2022年4月 札幌ユネスコ協会初代広報大使に就任。

2012年12月「東日本大震災支援 じいたん子ども基金」開設。
基金は被災地の方々のために使われている。
【北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660 口座名 東日本大震災支援 じいたん子ども基金 代表 土田英順】

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