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<お寺でチャリティコンサート 苫小牧妙見寺>

9月11日(日)の午後、苫小牧市の妙見寺で、東日本大震災復興支援チャリティコンサート<472>が開催されました。  

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東日本大震災チャリティは、今年6月15日に北広島市の「北広島地域サポートセンター」で行われて以来、実に約3ヵ月ぶりで、残念ながらコロナ禍によってなかなか開催していただけない状況が続いています。

コロナ禍になる前、2011年からの9年間では、年平均、50回ぐらいのチャリティコンサートコンサートを行なっていたことを思うと、コロナは支援活動にも暗い影を落としています。

妙見寺でのチャリティコンサートは、2013年から毎年9月に開催してきましたが、2020~2021年はコロナ禍で中止になり、今回が8回目となりました。 

その中で、2018年には、北海道で胆振東部地震が起きたため、その年のコンサートの募金は、お客さまのご賛同をいただいた上で、被災3町の復興支援にさせていただきました。 「じいたん子ども基金」にお預かりしたチャリティコンサート7回分の募金額は、今回の¥67,471を含めて¥444,080になりました。

皆さまのご厚情に心より感謝致しております。  ありがとうございました。

それでは、当日のプログラムに掲載された【妙見寺住職よりの御挨拶 末澤 隆信】をご紹介させていただきます。

《コロナ禍に見舞われ、3年ぶりの開催となりました。 ちょうど4年前に発生した北海道地震。 停電、断水、家屋倒壊、土砂崩れ、家族や友人との死別・・・。 「被災する」という立場を経験した私たちは、東北の震災や全国の自然災害に遭われた方々の悲しみを身に染みて感じ取ることができるはずです。 また日本から遠い国ウクライナでの戦争という災禍の中にある人達への想いにつながることも。 人の心を癒し、繋げる。 そんな音楽の力、英順さんの祈りを受け取ってください。 困難を乗り越え、支え合う心に満ちた時間になることを信じています。 本日は御参加、温かいご支援ありがとうございました。》

※ 妙見寺住職 末澤隆信さんと香夫人。

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この日、チェロの演奏の前にオープニング アクトとして、「朗読と演奏」、「オカリナとギターのデュオ。 あーると」の演奏がありました。

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つづく。

           東日本大震災復興支援のために 「じいたん子ども基金」を開設しました。

(2012年12月10日)

【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順

                               北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660 

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プロフィール

土田英順

Author:土田英順
土田英順【つちだ えいじゅん】
音楽家・チェリスト。
日本フィル、新日本フィル、札幌交響楽団の首席チェロ奏者を歴任。
ボストン交響楽団およびボストンポップスでも演奏(1969〜1970)。現在ソリストとして活躍中。
全国各地、19都道府県での「東日本大震災復興支援チャリティ・コンサート」は486回を数え、震災後、東北には19回訪れ、被災地でのコンサートは101回に及ぶ。
(2023年4月末現在)
被災地に滞在中、大津波の犠牲となった女性のチェロに出会い、持ち主のご遺族と友人たちの思いによってボロボロになったチェロを譲り受け、蘇らせた。
チェロの音色が天国に届く事を願いながら、今日(こんにち)も被災したチェロを奏でる。
2014年12月「第17回まちかどのフィランソロピスト賞(社会貢献)」受賞。
2015年10月「札幌芸術賞」受賞。
被災したチェロを使って録音した CD「祈り」発売。
音楽人生をまとめた著書「チェロ弾き英順 音楽の人生(たび)」出版。
第6回 全国新聞社出版協議会 ふるさと自費出版大賞において優秀賞受賞。
2017年11月 ソロプチミスト日本財団より「千嘉代子賞」受賞。
2019年10月 デビュー60周年記念チェロリサイタルを開催。
2022年4月 札幌ユネスコ協会初代広報大使に就任。

2012年12月「東日本大震災支援 じいたん子ども基金」開設。
基金は被災地の方々のために使われている。
【北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660 口座名 東日本大震災支援 じいたん子ども基金 代表 土田英順】

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