札幌の手稲山山麓にある「玄米ご飯 カフェじょじょ」さんで、10月16日(日)の16:00から、東日本大震災復興支援チャリティコンサート<473>が行われました。
大震災発生の翌年から、コロナ禍で開催を見合わせた以外は、毎年開催してくださる「カフェじょじょ」の山崎節子さん。 年2回開催してくださるのは、ここ以外にはありません。
コロナは未だに収まらず、密回避のためでしょうか、30名で満員になる店内に、お集まり下さったのは16名。 店主の節ちゃんは、お声がけを制限しているのでしょう。 少人数のためか、ホームコンサートのような、家族的な柔らかな雰囲気が漂う素敵なコンサートになりました。
拙宅は札幌市内ですが、江別市に近い東の端、じょじょさんは、小樽に近い西の端。 市営地下鉄の東西線で東の端、新札幌駅から西の端、宮の沢駅まで地下鉄で行きました。
出迎えてくださったのは菅原ひとみさん。 出入口番号を決めて地上で待合わせしていたのに、彼女は改札口で待っていてくださいました。 販売用のCDや本が重いから、持ってあげようと思って・・・と。 その思いやりのあるお気持ちが嬉しくて。 優しさにホロリとします。
ピアノ調理師の渡辺さんは、英順さんが無償で活動を続けているのに、お金は受け取れません・・と、調律代を受け取ったことがありません。 じょじょさんのチャリティコンサートに関わる人は、お客さんもスタッフも心の優しい思いやりのある人ばかりです。
「じょじょ」さんでは、このところピアノ無しで1人で弾くことが多かったのですが、今回は矢崎有佳さんが出演してくださり、素晴らしい演奏を聴かせてくださいました。 このピアニスト、相当な腕前を持っている人ですね。 小生のチェロをしっかりと支えてくださいました。
クラシックの名曲を5曲弾き、その後はマイウエイ、ミュージカルの音楽、キャッツから、「メモリー」、オペラ座の怪人から「私の想い」、エビータから「アルゼンチンよ泣かないで」、ほか、枯葉、フランシス・レイの「ある愛の詩」などを弾き、アンコールに「愛の讃歌」で閉めて盛り上がりました。
聴衆16名の中には、娘と高校生の孫娘の姿がありました。 娘は仕事をしているし、孫娘は部活動などで多忙の中、よくぞ来てくれました。 小生にとって思い出に残るコンサートとなりました。
募金額は¥33,000。
ほか、恭子さん、遠藤かをりさん、菅原ひとみさん、匿名さんから¥5,000、
松原博美さん、美智子さんから¥100,000を活動費としてお預かりしました。
皆さまのご厚情に心より感謝申し上げます。 ありがとうございました。
東日本大震災復興支援のために 「じいたん子ども基金」を開設しました。
(2012年12月10日)
【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順
北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660