東日本大震災復興支援チャリティコンサート<
474>は、10月23日(日)の14:00から、札幌市清田区里塚「美しが丘地区センター」で行われました。

コンサート会場となったイベントホールは、普段、柔道やミニサッカーなどにも使われる多目的ホールです。 2階には、主に学生たちが読書や勉強に使用しているラウンジのほか、調理室、視聴覚室があり、区民が料理教室、ダンス教室、会議等に利用しています。
この会場での東日本大震災復興支援チャリティコンサートは今回が9回目。 2014にスタートしたこのコンサートはコロナ感染なんぞ何のその。 この日で9年連続開催となりました。
ピアノは矢崎有佳さんが共演してくださり、クラシックの名曲から、「鳥の歌」、「白鳥」、「ヴォカリーズ」、「G線上のアリア」など8曲を弾き、休憩後には、ポピュラー音楽から、「マイウエイ」、「オペラ座の怪人から私の想い」、「ある愛の詩」、「愛の讃歌」など8曲、計16曲を弾き、アンコールには「美女と野獣」、「星に願いを」を弾きました。
矢崎さんは素晴らしい! これまで数多くの共演で小生のチェロをしっかりと支えてくださり、一度もミスをしたことがありません。 技術的な余裕と集中力が抜群なのでしょう。 彼女はまだ若い。 これから先、経験を積んで大きく飛躍されるよう祈ります。
さて小生ですが。 この日は睡眠が不十分だったせか体調が思わしくなく、リハーサルでは緊張感に欠け、集中力が散漫でした。 そこで、開演前に控室で上半身の軽い体操をし、首を前後左右にゆっくり回して血行をよくしようと試みました。 どんよりと重い感じだった頭の中は やや快方に向かい、18曲を無事に弾き終えることができました。
やわらかな表情でステージを見つめる58名の聴衆と4名のスタッフの皆さん。 時には笑みを浮かべながら拍手をくださる皆さん。 幸せでした。
終演後は、高齢の小生の健康をお気遣いくださるご婦人の温かなお言葉。 嬉しかった! 来年もぜひ・・・とお声がけくださるスタッフの皆さん。 これも嬉しかった!
コンサートはコツコツと練習を積み上げた延長線上にあるもの。 辛い時も頑張ってきてよかったです。 スタッフの寺尾八重子さんは、珍しいドイツのノンアルコールビールをプレゼントしてくださいました。 お互いが持つ感謝の心。 黙っていても分かり合える心と心。 いいな、こういうのって。
事前申込者数73名のうち、ご来場者数は58名。 スタッフ4名。
募金額は「じいたん子ども基金」に¥27,540。
活動費募金額が¥8,141 主催者から活動費に¥5,000。
これまで、郵便ポスト貯金箱にコインを貯金して、”じいたん子ども基金に”、 “命の水代に“ とチャリティコンサート会場に何度もお持ちくださった菊地さん。
この日、《コインを預金するのにお金がかかる時代。 貯金箱が不要になってしまいました。 これは貯金箱に入っていたコインです。》 と、コインを紙幣に替えて¥6,000を「じいたん子ども基金」に。
また、小生が禁酒したことを多分ブログで知った菊地さん、《命の水、お辞めになったとか。 何処か体調を崩されましたか? お身体、大切に。》 と、活動費に¥3,000。
聴衆の皆さんの温かなお心遣い、スタッフの皆さんのご親切は心のみならず、身体じゅうに沁みわたりました。 18曲も弾いて疲れていましたが、感激に浸る幸せ感で寝てしまうのが勿体ない気持ちでした。
感動をありがとう!
おかげさまで、まだまだ頑張るぞ、という気持ちが強くなりました。
東日本大震災復興支援のために 「じいたん子ども基金」を開設しました。
(2012年12月10日)
【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順
北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660