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<はっちゃん復活>

10月26日の午後、札幌市手稲区の「札幌稲穂高等支援学校」の芸術鑑賞会でチェロを弾きました。 この学校には、生産技術科、木工科、環境・流通サポート科、家庭総合科があり、生徒の皆さんは、それぞれの科で教育を受け、製作をしています。

※ 高校生たちが製作した作品です。

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この日の芸術鑑賞会では、久しぶりに鳥居はゆきさんが出演し、小生のチェロを支えてくださいました。 

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共演は、昨年11月に行なった動画制作のための無観客コンサート以来、およそ1年ぶりでした。 その時、はっちゃんは、ピアノを弾くと肩や手が痛むことがあり、思い切って弾けないと訴えていました。

診断結果は腱板断裂でかなりの重症でした。 1月に右肩の手術を受け、1ヵ月入院して3ヵ月の制限生活とリハビリ。 5月には左肩の手術を受け、再び1ヵ月入院して3ヵ月の制限生活とリハビリ。 リハビリ後、医師からピアノ練習のお許しがでましたが、なんと1日たったの5分のみ。 しかも、少しでも痛みを感じたら、すぐに練習をやめなさい・・と。

はっちゃんが経営する店は、1階が予約制のカフェレストランで、2階は衣料品を中心としたセレクトショップです。 制限生活とリハビリでは長期間飲食の仕事ができず、どんなにお困りだったかと思うと、小生、涙目になってしまいます。

小生も若い頃、在籍していたオーケストラ、日本フィルがスポンサーから支援を打ち切られて解散宣言され、楽員は組合系と非組合系が対立・分裂して失業してしまいました。 新日本フィルが結成されて演奏活動が始まるまで給料がなくなってしまい、失業保険の手続きに職安(公共職業安定所、現在のハローワーク)へ行った経験があり、心細い気持ちは痛いほどわかります。

小生はこの日、はっちゃんに紅白のワインをプレゼントしました。 元気に演奏ができるようになったお祝いと、その前日は彼女の誕生日だったのです。

彼女はすでに尾崎豊さんの専属ギター奏者だった江口正祥さんとのコラボでピアノを弾いたり、歌を歌ったり活動をボツボツ始めているようです。

※ 昨年7月、はっちゃんの店「Lakura」で行われたギターとピアノのコラボレーションのチラシ。

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来年になったら、本格的に活動できるようになると思う・・と、はっちゃん。 再来年は小生のデビュー65周年。 記念コンサートに出演してくれるかな・・・ はっちゃんのド根性を見習って頑張るとしよう。

             東日本大震災復興支援のために 「じいたん子ども基金」を開設しました。

(2012年12月10日)

【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順

                               北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660 

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プロフィール

土田英順

Author:土田英順
土田英順【つちだ えいじゅん】
音楽家・チェリスト。
日本フィル、新日本フィル、札幌交響楽団の首席チェロ奏者を歴任。
ボストン交響楽団およびボストンポップスでも演奏(1969〜1970)。現在ソリストとして活躍中。
全国各地、19都道府県での「東日本大震災復興支援チャリティ・コンサート」は501回を数え、震災後、東北には22回訪れ、被災地でのコンサートは111回に及ぶ。
(2024年3月現在)
被災地に滞在中、大津波の犠牲となった女性のチェロに出会い、持ち主のご遺族と友人たちの思いによってボロボロになったチェロを譲り受け、蘇らせた。
チェロの音色が天国に届く事を願いながら、今日(こんにち)も被災したチェロを奏でる。
2014年12月「第17回まちかどのフィランソロピスト賞(社会貢献)」受賞。
2015年10月「札幌芸術賞」受賞。
被災したチェロを使って録音した CD「祈り」発売。
音楽人生をまとめた著書「チェロ弾き英順 音楽の人生(たび)」出版。
第6回 全国新聞社出版協議会 ふるさと自費出版大賞において優秀賞受賞。
2017年11月 ソロプチミスト日本財団より「千嘉代子賞」受賞。
2019年10月 デビュー60周年記念チェロリサイタルを開催。
2022年4月 札幌ユネスコ協会初代広報大使に就任。

2012年12月「東日本大震災支援 じいたん子ども基金」開設。
基金は被災地の方々のために使われている。
【北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660 口座名 東日本大震災支援 じいたん子ども基金 代表 土田英順】

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