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<チェロの旅 ①>

道東へ「チェロの旅」に行き、昨日帰宅しました。 コロナ禍でコンサートが制限され、当然「チェロの旅」も細々になっていました。 久しぶりの旅は、約11ヵ月ぶりでした。

今回の3市町4泊5日5公演の初回は、11月3日(木・祝)に網走市文化交流センター エコーセンター2000で行われた、東日本大震災復興支援チャリティコンサート<475>でした。

この会場での大震災チャリティは、今回が丁度10回目。 昨年、網走へは6時間も特急列車に揺られて行きましたが、今年は空の旅にしました。

家を出たのは11月2日。 空港まではタクシーで。 チェックインの時、チェロとショルダーバッグの重量を測ってみました。 チェロ9,2kg、ショルダーバッグ3,8kg。 合わせて13kg。 こりゃ重いわけだ。 しかし、バッグに入っているものは必要なものばかり。 頑張るっきゃない!

新千歳空港→女満別空港間は45分。 女満別空港→網走市中心部まではバスで30分。  JAL便は空席が目立ち、女満別空港→網走行の大型バスに乗車したのは、小生と、ご婦人2人しかいませんでした。 水際対策が緩和され、人の移動が活発になってきたとの報道もありますが、空港から市内に向かうバスに3人しか乗っていないのでは寂しい限りです。

バスが網走駅前に到着したのは15時少し前。 何と、駅前通りには人っ子1人歩いていません。 駅前の東横インホテルにチェックイン後、遅い昼食に外へ出ました。

禁酒続行中の小生、酒は飲めんが、うまいもんが食いたいな。 しかし、駅至近のレストランはクローズで、少々歩いて以前行ったことがある料理が美味しい「網走セントラルホテル」のレストランを目指しました。

しかし、レストランは撤退しました・・と、ホテルのフロントマンが寂しそうに言いました。

13kgを持って移動したせいか疲れてしまい、うまそうなレストランを探す気がなくなり、コンビニで昼食と夕食、2食分を買ってホテルの部屋でボソボソわびしく食べました。

つづく。

             東日本大震災復興支援のために 「じいたん子ども基金」を開設しました。

(2012年12月10日)

【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順

                               北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660  

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プロフィール

土田英順

Author:土田英順
土田英順【つちだ えいじゅん】
音楽家・チェリスト。
日本フィル、新日本フィル、札幌交響楽団の首席チェロ奏者を歴任。
ボストン交響楽団およびボストンポップスでも演奏(1969〜1970)。現在ソリストとして活躍中。
全国各地、19都道府県での「東日本大震災復興支援チャリティ・コンサート」は486回を数え、震災後、東北には19回訪れ、被災地でのコンサートは101回に及ぶ。
(2023年4月末現在)
被災地に滞在中、大津波の犠牲となった女性のチェロに出会い、持ち主のご遺族と友人たちの思いによってボロボロになったチェロを譲り受け、蘇らせた。
チェロの音色が天国に届く事を願いながら、今日(こんにち)も被災したチェロを奏でる。
2014年12月「第17回まちかどのフィランソロピスト賞(社会貢献)」受賞。
2015年10月「札幌芸術賞」受賞。
被災したチェロを使って録音した CD「祈り」発売。
音楽人生をまとめた著書「チェロ弾き英順 音楽の人生(たび)」出版。
第6回 全国新聞社出版協議会 ふるさと自費出版大賞において優秀賞受賞。
2017年11月 ソロプチミスト日本財団より「千嘉代子賞」受賞。
2019年10月 デビュー60周年記念チェロリサイタルを開催。
2022年4月 札幌ユネスコ協会初代広報大使に就任。

2012年12月「東日本大震災支援 じいたん子ども基金」開設。
基金は被災地の方々のために使われている。
【北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660 口座名 東日本大震災支援 じいたん子ども基金 代表 土田英順】

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