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<チェロの旅 ②>

道東へ「チェロの旅」。 最初の夜はあまり眠れませんでした。 重い荷物を持っての移動は老体にはこたえます。 疲れているのに眠れないって、辛いもんですね。 しかし、高齢になってもコンサートをやらせていただけるのですから、先ずは感謝、愚痴っぽいことを言ってはいけません。

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翌朝、9時15分にコンサート担当者の高尾友大さんが、ホテルに迎えに来てくださいました。  会場到着後は、あらかじめ宅急便で会場に送っておいた、販売用のCDと本をテーブルに並べ、10:00から11:00まで練習、開演時間の11:30まで一息ついてからお客さんの前に出ようと、タイムスケジュールを考えました。

本番では「鳥の歌」、「ショパンのノクターン第2番」、「白鳥」、などクラシックの名曲を弾き、「初恋」、「夏の思い出」、など日本歌曲もチェロで弾きました。

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この日は、ここ網走と、夜には知床斜里町でもコンサートがあり、スケジュールは厳しいものがありましたが、このコンサートが主催者のご都合で正味1時間の短めのコンサートでしたので助かりました。

終演後、お預かりした募金額は¥31,945。  入場者数:約50名。

会場には、夜のコンサートの主催者、知床ユネスコ協会会長の川村國博さんがお見えになっており、川村さんの車で斜里町へむかいました。

「昼食は何がよいですか?」 ”脂っぽいものは苦手です。 蕎麦屋はありますか?” 「蕎麦屋なら町に入ったところにあります。」

小生は「かしわそば」をいただき、コーヒータイムのあとホテルにチェックインし、夜の本番に備えて1時間ベッドで横になりました。

つづく。 

             東日本大震災復興支援のために 「じいたん子ども基金」を開設しました。

(2012年12月10日)

【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順

                               北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660 

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プロフィール

土田英順

Author:土田英順
土田英順【つちだ えいじゅん】
音楽家・チェリスト。
日本フィル、新日本フィル、札幌交響楽団の首席チェロ奏者を歴任。
ボストン交響楽団およびボストンポップスでも演奏(1969〜1970)。現在ソリストとして活躍中。
全国各地、19都道府県での「東日本大震災復興支援チャリティ・コンサート」は486回を数え、震災後、東北には19回訪れ、被災地でのコンサートは101回に及ぶ。
(2023年4月末現在)
被災地に滞在中、大津波の犠牲となった女性のチェロに出会い、持ち主のご遺族と友人たちの思いによってボロボロになったチェロを譲り受け、蘇らせた。
チェロの音色が天国に届く事を願いながら、今日(こんにち)も被災したチェロを奏でる。
2014年12月「第17回まちかどのフィランソロピスト賞(社会貢献)」受賞。
2015年10月「札幌芸術賞」受賞。
被災したチェロを使って録音した CD「祈り」発売。
音楽人生をまとめた著書「チェロ弾き英順 音楽の人生(たび)」出版。
第6回 全国新聞社出版協議会 ふるさと自費出版大賞において優秀賞受賞。
2017年11月 ソロプチミスト日本財団より「千嘉代子賞」受賞。
2019年10月 デビュー60周年記念チェロリサイタルを開催。
2022年4月 札幌ユネスコ協会初代広報大使に就任。

2012年12月「東日本大震災支援 じいたん子ども基金」開設。
基金は被災地の方々のために使われている。
【北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660 口座名 東日本大震災支援 じいたん子ども基金 代表 土田英順】

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