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<チェロの旅 ③ 懐かしの町 知床斜里>

道東チェロの旅、2回目の公演は、午前中の網走公演終了後、斜里へ移動し、同日の17:00から「斜里町公民館ゆめホール」のロビーで行いました。

斜里は懐かしの町。 この町には、札幌交響楽団に在籍していた時、道民に絶大な人気を誇っていた野外コンサート、「札響・グリーンコンサート」でも行きました。

また、「斜里町公民館ゆめホール」がオープンする10年ぐらい前からだったでしょうか、知床博物館の合地さんは、ソロやピアノトリオのコンサートで毎年お声がけをくださいました。 

「ゆめホール」が平成10年10月10日10時にオープンすると、こけら落とし公演にも呼んでくださいました。

まだまだあります。 「ゆめホール」で、札幌人形劇団の「セロ弾きのゴーシュ」公演があった時、小生はセロ弾き役で出演しましたし、北海道演劇財団付属劇団「劇団TPS(札幌座に改称)」の演劇、「秋のソナチネ」公演ではチェロを弾く役者として参加させていただきました。

東日本大震災が発生した2011年3月11日、小生は、その数日後に東北の復興支援活動を行なうことを決意し、チャリティコンサートを開催してほしい旨を、当時の道新ブログに書き、知人・友人に電話をかけ、メールを送ってお願いしました。

最初に連絡があったのは、当時斜里町役場に勤務していた馬場さんだったのです。 電話でした。 この時、馬場さんが希望した開催日に、小生は「劇団TPS(札幌座に改称)」の芝居の舞台に立つことが決まっていて、斜里へ行くことができませんでした。

馬場さんや、合地さん、大変お世話になった、現在、斜里町議会の議長を勤めておられる金森さん、奥さん。 お会いしたい人がたくさんいて、会場入りする前には胸の高まりを感じていました。

つづく。

※ チェロを弾く脇には、金森夫人からのお花が飾られていました。 花言葉が素敵です。

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          東日本大震災復興支援のために 「じいたん子ども基金」を開設しました。

(2012年12月10日)

【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順

                               北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660 

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プロフィール

土田英順

Author:土田英順
土田英順【つちだ えいじゅん】
音楽家・チェリスト。
日本フィル、新日本フィル、札幌交響楽団の首席チェロ奏者を歴任。
ボストン交響楽団およびボストンポップスでも演奏(1969〜1970)。現在ソリストとして活躍中。
全国各地、19都道府県での「東日本大震災復興支援チャリティ・コンサート」は486回を数え、震災後、東北には19回訪れ、被災地でのコンサートは101回に及ぶ。
(2023年4月末現在)
被災地に滞在中、大津波の犠牲となった女性のチェロに出会い、持ち主のご遺族と友人たちの思いによってボロボロになったチェロを譲り受け、蘇らせた。
チェロの音色が天国に届く事を願いながら、今日(こんにち)も被災したチェロを奏でる。
2014年12月「第17回まちかどのフィランソロピスト賞(社会貢献)」受賞。
2015年10月「札幌芸術賞」受賞。
被災したチェロを使って録音した CD「祈り」発売。
音楽人生をまとめた著書「チェロ弾き英順 音楽の人生(たび)」出版。
第6回 全国新聞社出版協議会 ふるさと自費出版大賞において優秀賞受賞。
2017年11月 ソロプチミスト日本財団より「千嘉代子賞」受賞。
2019年10月 デビュー60周年記念チェロリサイタルを開催。
2022年4月 札幌ユネスコ協会初代広報大使に就任。

2012年12月「東日本大震災支援 じいたん子ども基金」開設。
基金は被災地の方々のために使われている。
【北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660 口座名 東日本大震災支援 じいたん子ども基金 代表 土田英順】

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