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<チェロの旅 ④ 知床ユネスコ初のチャリティコンサート>

今回の道東の旅は5回のコンサート。 そのうち2回目から5回目までの4回は、知床ユネスコ協会会長・川村國博さんのご尽力によって実現しました。 公演2回目は、「知床ユネスコ 音楽の夕べ 土田英順チャリティコンサート<476> (東日本大震災子ども支援)」として、11月3日の17:00から、斜里町公民館ゆめホールのロビーで行われました。

「ゆめホール」で行なう大震災チャリティは、今回が2回目です。 初回は、2011年11月6日で第70回目。 53名の入場者で、¥57,680の募金がありました。 この時はまだ「じいたん子ども基金」は開設しておらず、(2012年12月10日開設)募金は主催者から「福島県災害対策本部」へ送金していただきました。

さて、この日のコンサート。

第1部でクラシックの名曲から「シューベルトのアヴェマリア」、「エルガーの愛の挨拶」など6曲、第2部で日本歌曲から「この道」、「さくらさくら」など4曲をチェロで歌い、第3部ではジブリの音楽から「もののけ姫」、「となりのトトロ」など4曲、アンコール1曲、全部で15曲を弾きました。

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17:00に始まったコンサートは休憩なしで18:30頃終演になりました。

入場者数:約50名。 設置した「感動箱」には「感動料」が¥60,408、ほか、小生のDVDと本の売上¥23,000をユネスコ協会の「東日本大震災子ども支援」に寄付をさせていただきました。
また、金森敏子さんから、活動費として、¥50,000のご寄付をお預かりしました。
「感動箱」に「感動料」を入れてくださった皆さま、DVD・本等をお買い上げくださった皆さま、活動費のご寄付をくださった金森敏子さん、皆さまのご厚情に心より感謝申し上げます。 ありがとうございました。

打ち上げ交流会は町内の寿司屋さんで。 禁酒続行中で酒類を断っている小生は、ノンアルコールビール330㎖4本をグイグイ飲みました。 港であがったばかりの魚介類は新鮮で美味かった!

10年前に発症した心臓の病、心房細動。 朝晩薬を服用する毎日。 旅となればバッグに薬を忍ばせる。 発作時の薬も。 病と付き合いながらのチャリティの旅。 19:00に始まった交流会ですが、小生は20:30頃中座して22:00前には眠りにつきました。

つづく。

※ 終演後、ユネスコ協会会長さんから贈呈がありました。 小生の右、会長の川村國博さん。

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    東日本大震災復興支援のために 「じいたん子ども基金」を開設しました。
             (2012年12月10日)

【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順

                               北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660 

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プロフィール

土田英順

Author:土田英順
土田英順【つちだ えいじゅん】
音楽家・チェリスト。
日本フィル、新日本フィル、札幌交響楽団の首席チェロ奏者を歴任。
ボストン交響楽団およびボストンポップスでも演奏(1969〜1970)。現在ソリストとして活躍中。
全国各地、19都道府県での「東日本大震災復興支援チャリティ・コンサート」は486回を数え、震災後、東北には19回訪れ、被災地でのコンサートは101回に及ぶ。
(2023年4月末現在)
被災地に滞在中、大津波の犠牲となった女性のチェロに出会い、持ち主のご遺族と友人たちの思いによってボロボロになったチェロを譲り受け、蘇らせた。
チェロの音色が天国に届く事を願いながら、今日(こんにち)も被災したチェロを奏でる。
2014年12月「第17回まちかどのフィランソロピスト賞(社会貢献)」受賞。
2015年10月「札幌芸術賞」受賞。
被災したチェロを使って録音した CD「祈り」発売。
音楽人生をまとめた著書「チェロ弾き英順 音楽の人生(たび)」出版。
第6回 全国新聞社出版協議会 ふるさと自費出版大賞において優秀賞受賞。
2017年11月 ソロプチミスト日本財団より「千嘉代子賞」受賞。
2019年10月 デビュー60周年記念チェロリサイタルを開催。
2022年4月 札幌ユネスコ協会初代広報大使に就任。

2012年12月「東日本大震災支援 じいたん子ども基金」開設。
基金は被災地の方々のために使われている。
【北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660 口座名 東日本大震災支援 じいたん子ども基金 代表 土田英順】

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