小生のところには、支援活動を行なっている10ヵ所以上の団体から活動報告と、寄付用の振込用紙が送られてきます。
その中のひとつが「特定非営利活動法人 ワールド・ヴィジョン・ジャパン」です。 正確には覚えていないのですが、1987~1988年頃だったでしょうか。 新聞に掲載された「ワールド・ヴィジョン・ジャパン チャイルド・スポンサーシップ」の広報記事に心を打たれ、東京都新宿区の事務所に(現在は中野区に移転)電話をして資料を送ってもらい、その後、子ども1人のスポンサーになりました。
その子は、フィリピンの離島に住む貧しい家庭の男の子で、その子が入学してからハイスクールを卒業して社会人になるまで数年間、毎月¥4,500を小生の銀行口座から自動引き落としでお金を送り続けました。
当時は札幌交響楽団に在籍しており、毎月の給与と、年2回ボーナスが支給されていたし、そのほか、室内楽活動の演奏謝礼で ささやかながら収入がありましたから、心ばかりの支援なら可能だったのです。
その子が教育を受けて成長し、社会人として世に出た時、小生は60歳となり、オーケストラを定年退職して年金生活の身となりました。
その男の子へのスポンサーシップは終了しましたが、「ワールド・ヴィジョン 」からは、次の子どものためにスポンサー継続の要請がありました。
小生はスポンサーは続けられないことを伝えました。 しかし、その後も毎年、世界の貧しい子どもたちへの支援の必要性や、支援実績などの報告、寄付用の振込用紙が送られてきます。
別の支援団体では、小生が毎月些少ながら「じいたん子ども基金」から送金を続けている「3・11甲状腺がん子ども基金」は、事務局長が以前、札幌市内にあるテレビ放送会社に勤務していた人で、小生が東日本大震災復興支援活動を行なっていることをご存知なのです。 ですから小生とチャリティコンサートを開催すればよいのに、と思うのです。 年に1度でも継続して開催すれば、少なからず子どもたちの甲状腺がん検査費・治療費の助けになるのではないか・・と思うと残念です。
活動報告をお知らせくださる他の団体も然りです。 支援業務が多忙でコンサートどころではないのでしょうか。
どうでしょう、支援団体の皆さん、東北の子どもたちのために、チャリティコンサートで ともに汗をかきませんか。 お金のご負担はおかけしません。 どこへでも行きますよ。
東日本大震災復興支援のために 「じいたん子ども基金」を開設しました。
(2012年12月10日)
【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順
北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660