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<小生の新年>

皆さまはお正月を如何お過ごしでしたでしょうか。 小生は大晦日も正月もありませんでした。

若い頃は正月用の食材をスーパーに買いに行き、雑煮を作って妻と幼い娘二2人に大喜びされました。 

チキンに鳴門、野菜は大根、ほうれん草、椎茸、それに三つ葉をたっぷりと。 ほうれん草はあらかじめ茹でておく。 三つ葉を使うと上品な香りがでて、いい感じの雑煮になりますぞ。 大根は5cmぐらいの長さにして、細く切る。 椎茸は前夜から水に浸けておく。 一晩浸けておくと椎茸のエキスが出るので、それを雑煮のスープに使います。 味は醬油味。 こんな感じの雑煮でしたが、妻も娘たちも大喜びしてくれたもんです。

現在はバスに乗って大好きなパン屋さん、「どんぐり」へパンを買いに行く以外、食べる物の買物には行きません。 80代の老夫婦は運転免許証を返上したからです。 小生は70歳の時。 妻も確かそのぐらいでした。 街の中のスーパーは、高齢者のために、\3,000以上買い物をすると無料で配達してくれます。 ¥3,000以下だと配達料が必要ですが。 妻は新聞の折込チラシを見て、安くて身体によいものを選んで電話で注文しています。

禁酒をしてから今年の元日現在で1年8ヵ月と11日。 いやはや、ビールも酒もない食事は本当に情けないです。 酒飲みが酒を飲めなくなったら、こりゃ陸に上がったカッパですな。 食事の楽しみというものが、なくなってしまいました。 楽しくない食事。 何を食べてもあまりおいしくない。 

小生は、早寝遅起き。 いえ、トシだから夜中に2度ぐらいはトイレに起きるんです。 1度起きると すぐには眠りに入れなくてモゾモゾやってるからベッドにいる時間が長くなるんです。

元日の朝はお屠蘇の代わりにノンアルコールビールを1缶グイっと飲みました。 つまみは冷蔵庫にあるものを。 主食は「どんぐり」のパン。 1番好きな「森のブドウパン」というやつを、無言でむしゃむしゃ食べておわり。

正月といえども練習は休みません。 大晦日だってね。 練習の虫か。 とは言え老体ですから長時間はできません。 25年前、オーケストラから足を洗った時は、1日3時間を目標にやっていました。 加齢と共にだんだん少なくなってしまい、今は1時間半しかできません。

45分を2回。 それもキツイ時は30分やったら寝転がって休憩し、また30分、それを3回やって1時間半。 それしかできないんだから、コンサートをやるんだったら休日などあってはならぬこと。

と言うわけで。 今年も練習・散歩・ブログ。 これで一日が終わることになりそうです。 今年もよろしくお願い致します。

                東日本大震災復興支援のために 「じいたん子ども基金」を開設しました。

                  (2012年12月10日)

【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順

                               北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660  

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プロフィール

土田英順

Author:土田英順
土田英順【つちだ えいじゅん】
音楽家・チェリスト。
日本フィル、新日本フィル、札幌交響楽団の首席チェロ奏者を歴任。
ボストン交響楽団およびボストンポップスでも演奏(1969〜1970)。現在ソリストとして活躍中。
全国各地、19都道府県での「東日本大震災復興支援チャリティ・コンサート」は486回を数え、震災後、東北には19回訪れ、被災地でのコンサートは101回に及ぶ。
(2023年4月末現在)
被災地に滞在中、大津波の犠牲となった女性のチェロに出会い、持ち主のご遺族と友人たちの思いによってボロボロになったチェロを譲り受け、蘇らせた。
チェロの音色が天国に届く事を願いながら、今日(こんにち)も被災したチェロを奏でる。
2014年12月「第17回まちかどのフィランソロピスト賞(社会貢献)」受賞。
2015年10月「札幌芸術賞」受賞。
被災したチェロを使って録音した CD「祈り」発売。
音楽人生をまとめた著書「チェロ弾き英順 音楽の人生(たび)」出版。
第6回 全国新聞社出版協議会 ふるさと自費出版大賞において優秀賞受賞。
2017年11月 ソロプチミスト日本財団より「千嘉代子賞」受賞。
2019年10月 デビュー60周年記念チェロリサイタルを開催。
2022年4月 札幌ユネスコ協会初代広報大使に就任。

2012年12月「東日本大震災支援 じいたん子ども基金」開設。
基金は被災地の方々のために使われている。
【北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660 口座名 東日本大震災支援 じいたん子ども基金 代表 土田英順】

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