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<本州へチェロの旅 ⑥・移動時間は二日間で8時間半>

1月15日、「浦佐認定こども園」で、チャリティ<479>を行なった日、就寝前に血圧を測ると、152と82でした。 高いな。 このところ、ずっと120~130台が続いていたのに どうしたのかな、疲労が原因かな。

原因は薬の飲み忘れでした。 その日の朝、早朝起床・出発でしたので、ドタバタして忘れてしまったのです。 

高齢になると、誰しも どこかしら よくないところがあるのでは? 五体満足な人はまずいないのではないでしょうか。 小生、旅に出る時は、いつも血圧、不整脈、血液サラサラ、尿酸など、8種類の薬をバッグに忍ばせています。 血圧は翌朝も155と75。 薬を服用したので、その日の夜には正常値になりました。 あれこれ気を配りながらの「チェロの旅」です。

一夜明けて。 この日もハードでした。 午前中に「こども園」で子どもたちにチェロを弾いたあと、福島県相馬郡新地町のホテルまで移動しました。

浦佐から上越新幹線で大宮へ。 大宮から東北新幹線で白石蔵王まで。 乗り換えの待ち時間を含めると3時間27分。 右肩にベルトで吊った9,2kgのチェロ入りケース。 ベルトが容赦なく肩に食い込むようで痛みます。 明日は湿布を半分に切らずに大きいまま貼ることにしよう。

白石蔵王の駅には、宮城県山元町の友、菊地慎一郎さんが迎えに来てくださいました。 そこから車で約1時間。 新地町のホテルに到着です。

新潟県、埼玉県、宮城県、福島県、4県をまたがる移動でした。 前日の移動は約4時間、この日は約4時間半、合わせて8時間半。 コンサートは2回。 疲れるわけだ。 これで疲れなきゃ化け物だ。

夕食、一緒にどうですか・・ と、菊地さん。 今日は勘弁してくれ、胃袋に何か詰め込んで すぐベッドに横になりたい・・と小生。 コンビニに寄ってもらい、ノンアルコールビール2缶、チキン弁当、黒豆を買って部屋でショボショボ食べ、温泉ホテル♨なのに入る気にならず、ベッドに横になりました。

つづく。

             東日本大震災復興支援のために 「じいたん子ども基金」を開設しました。

                  (2012年12月10日)

【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順

                               北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660  

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プロフィール

土田英順

Author:土田英順
土田英順【つちだ えいじゅん】
音楽家・チェリスト。
日本フィル、新日本フィル、札幌交響楽団の首席チェロ奏者を歴任。
ボストン交響楽団およびボストンポップスでも演奏(1969〜1970)。現在ソリストとして活躍中。
全国各地、19都道府県での「東日本大震災復興支援チャリティ・コンサート」は486回を数え、震災後、東北には19回訪れ、被災地でのコンサートは101回に及ぶ。
(2023年4月末現在)
被災地に滞在中、大津波の犠牲となった女性のチェロに出会い、持ち主のご遺族と友人たちの思いによってボロボロになったチェロを譲り受け、蘇らせた。
チェロの音色が天国に届く事を願いながら、今日(こんにち)も被災したチェロを奏でる。
2014年12月「第17回まちかどのフィランソロピスト賞(社会貢献)」受賞。
2015年10月「札幌芸術賞」受賞。
被災したチェロを使って録音した CD「祈り」発売。
音楽人生をまとめた著書「チェロ弾き英順 音楽の人生(たび)」出版。
第6回 全国新聞社出版協議会 ふるさと自費出版大賞において優秀賞受賞。
2017年11月 ソロプチミスト日本財団より「千嘉代子賞」受賞。
2019年10月 デビュー60周年記念チェロリサイタルを開催。
2022年4月 札幌ユネスコ協会初代広報大使に就任。

2012年12月「東日本大震災支援 じいたん子ども基金」開設。
基金は被災地の方々のために使われている。
【北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660 口座名 東日本大震災支援 じいたん子ども基金 代表 土田英順】

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