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<本州へチェロの旅 ⑪・友 来訪 >

「本州へチェロの旅」、最後のコンサート(大震災チャリティ<481>)は、山元町の「坂元ふるさと おもだか館」で、1月18日の14:00から行われました。 

コンサート前に震災遺構・中浜小学校へ見学に行き、その後、普門寺で1時間ぐらい練習しました。 この日も会場入りは開演1時間前。 やはり落ち着きません。 楽譜をそろえたり、譜面台を立てたり、CDをスーツケースから出したりしていると、お客さんが入場してきてステージで練習ができません。
 
演奏前に時間に余裕がないと、心にゆとりがなく、頭も心も散漫状態でいけません。 でも、これは自分の弱さなんです。 トシばかり取って、中味はスカスカ。 案の定、コンサート冒頭の「鳥の歌」で大きなミスをしてしまいました。 弱さ丸出しで情けないです。

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嬉しい驚きは大崎市古川の弘法寺住職、大坪龍勝さんとの再会でした。 古川からお嬢さんと聴きにきてくださったのです。 コロナ禍となり、古川で毎年開催してくださっていたチャリティコンサートは、未だに再開できないでいます。

チェロを持ち運ぶため、小生が腰痛になる事をご存知の龍勝さん。 湿布が医師から処方されるだけでは足りないこともご存知なのです。 薬局で買ったら高いからと、湿布を沢山持ってきてくださいました。

そればかりか活動費に2万円。 お姉さんから預かってきた1万円。 応援してくださる方がたくさんおられる。 この活動は一人でやっているのではない。 多くの親切な仲間たちと、一緒に支援街道を歩んでいるんだ。

終演後、再び大きな喜びが。 支援活動を通じて友となった、福島県伊達市霊山小国にお住まいの、菅野昌信さんが来訪。 彼は福島市内に事務所を持つ1級建築士。 小生が福島に行き、夜、時間が空いていると、ご自宅に呼んでくださって、酒盛りを楽しむ間柄。 素敵なお嬢さんも仲間入りです。 しかし、酒を断った小生。 またの機会があったら、小生はノンアルコールビール、ノンアルコールワインで楽しもう。

6公演が終わり、札幌へ帰れるのが嬉しかったのに、皆さんと別れの時がくると、寂しくなりました。

空港へ向かう前に郵便局に寄り、スーツケースとダンボール箱に入れた荷物を家に送り、菊地さんの車で仙台空港へ向かいました。

つづく。

    東日本大震災復興支援のために 「じいたん子ども基金」を開設しました。

                  (2012年12月10日)

【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順

                               北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660 

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プロフィール

土田英順

Author:土田英順
土田英順【つちだ えいじゅん】
音楽家・チェリスト。
日本フィル、新日本フィル、札幌交響楽団の首席チェロ奏者を歴任。
ボストン交響楽団およびボストンポップスでも演奏(1969〜1970)。現在ソリストとして活躍中。
全国各地、19都道府県での「東日本大震災復興支援チャリティ・コンサート」は500回を数え、震災後、東北には21回訪れ、被災地でのコンサートは105回に及ぶ。
(2024年1月現在)
被災地に滞在中、大津波の犠牲となった女性のチェロに出会い、持ち主のご遺族と友人たちの思いによってボロボロになったチェロを譲り受け、蘇らせた。
チェロの音色が天国に届く事を願いながら、今日(こんにち)も被災したチェロを奏でる。
2014年12月「第17回まちかどのフィランソロピスト賞(社会貢献)」受賞。
2015年10月「札幌芸術賞」受賞。
被災したチェロを使って録音した CD「祈り」発売。
音楽人生をまとめた著書「チェロ弾き英順 音楽の人生(たび)」出版。
第6回 全国新聞社出版協議会 ふるさと自費出版大賞において優秀賞受賞。
2017年11月 ソロプチミスト日本財団より「千嘉代子賞」受賞。
2019年10月 デビュー60周年記念チェロリサイタルを開催。
2022年4月 札幌ユネスコ協会初代広報大使に就任。

2012年12月「東日本大震災支援 じいたん子ども基金」開設。
基金は被災地の方々のために使われている。
【北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660 口座名 東日本大震災支援 じいたん子ども基金 代表 土田英順】

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