<少なくなった復興支援コンサート>
- 2019/08/28
- 08:40
東日本大震災発生直後から行なっているチャリティコンサートは、開催される機会が少なくなりました。
現在決まっている今年の公演は、2011年から2018年までの年平均回数の約半分です。
少なくなったのは風化が進んでいるからだろうか・・
復興が進み、もう支援の必要がないとお考えなのだろうか・・
それとも小生の支援方法、支援先、支援金額などが、ご賛同得られていないのだろうか・・
小生の支援報告、収支報告に問題があり、理解されていないのだろうか・・
このところ考え込んでしまうことが多くなりました。
しかし、考えているだけでは先へ進みません。
先日 (8月21日)、時計台ホールで行われたチャリティコンサート<447>で、お客さまにお願いしてみました。
” 皆さまからお預かりしたお金、 「じいたん子ども基金」 がお手伝いをさせて頂いて完成した、宮城県亘理郡山元町のビニールと木材を使った簡素な集会所には未だに水洗トイレがありません。”
” 集会所の外に工事現場で作業員らが使う仮設トイレが一つあるのですが、水が出ないので、水を入れたペットボトルが5~6本置いてあるだけです。 蠅が多く不潔で悪臭がします。”
” 水洗トイレを作ってあげたい・・ 彼らに作ることを約束してしまったんです。”
” 見積書はまだ届いていませんが、100万円ぐらいはかかるそうです。 でも基金の残高は30万円ぐらいしかありません。”
” チャリティコンサートをやらせてください。 どこへでも行きます。 謝礼金はいりません。 交通費は自分で負担して行きます。 宿泊が必要な所ならホテル代は自分で支払います。”
終演後、日高管内の町からお見えになったご夫婦と、札幌市東区の保育園に勤務しているご婦人が申し出てくださいました。
つづく。
✩✩ 8月26日にクニタ ヒロコさんから¥10,000を 「じいたん子ども基金」 にお預かりしました。
クニタさん、毎月ご支援を賜り、変わらぬご厚情に心より感謝致します。 ありがとうございました。