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<原発から26kmの小学校へ図書カード>

小生、子どもの頃、勉強をした記憶がありません。 戦時中で東京から水戸へ疎開しましたが、空襲で焼け出され、逃げるように隣町、勝田へ移転しました。 この頃の記憶は鮮明に残っています。

終戦になると、空襲警報に怯えることがなくなり、よく遊びました。 川で魚をすくい、沼でウナギを釣ったり。 田んぼでタニシやドジョウを獲り、網でトンボやイナゴも獲りました。

勝田から神奈川県の辻堂へ移転し、小学校の3~4年生の頃からだったと思いますが、本を読むようになりました。 世界名作物語です。 戦後の極貧生活ですから本は買ってもらえなかったはずで、どこから借りてきたのか、全く記憶にありません。 

「家なき子」 「ああ無情」 「三銃士」 「母を訪ねて三千里」 「フランダースの犬」 ・・など夢中になって読みふけりました。 時には涙を流しながら。

本を読む楽しさを、子どもたちに知ってもらいたい。 学校帰りに図書館に寄る子どもたち。 それはいいんだけど。 図書館の中で本を読まずにスマホで遊んでいる子が多いと聞きました。

小生は、福島第一原発から26kmの、田村市都路小学校の校長先生にメールを送ってみました。  
子どもたちに本を読んでもらいたい・・些少ですが、できれば毎月、学校の図書室に図書カードを送りたい。 お受けいただけますでしょうか・・と。

早速、返信がありました。 恐縮し遠慮がちでした。 子どもたちは大変喜びます。 音楽関係の書籍や、音楽にまつわる物語が少ないので、そういった図書の購入を考えていきたい・・・とのことでした。

小生は、早速、図書カード3万円分と、先生方には拙著「チェロ弾き英順 音楽の人生(たび)」を、先ほど郵便局から送りました。

     東日本大震災復興支援のために 「じいたん子ども基金」を開設しました。

                  (2012年12月10日)

【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順

                               北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660   

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プロフィール

土田英順

Author:土田英順
土田英順【つちだ えいじゅん】
音楽家・チェリスト。
日本フィル、新日本フィル、札幌交響楽団の首席チェロ奏者を歴任。
ボストン交響楽団およびボストンポップスでも演奏(1969〜1970)。現在ソリストとして活躍中。
全国各地、19都道府県での「東日本大震災復興支援チャリティ・コンサート」は501回を数え、震災後、東北には22回訪れ、被災地でのコンサートは111回に及ぶ。
(2024年3月現在)
被災地に滞在中、大津波の犠牲となった女性のチェロに出会い、持ち主のご遺族と友人たちの思いによってボロボロになったチェロを譲り受け、蘇らせた。
チェロの音色が天国に届く事を願いながら、今日(こんにち)も被災したチェロを奏でる。
2014年12月「第17回まちかどのフィランソロピスト賞(社会貢献)」受賞。
2015年10月「札幌芸術賞」受賞。
被災したチェロを使って録音した CD「祈り」発売。
音楽人生をまとめた著書「チェロ弾き英順 音楽の人生(たび)」出版。
第6回 全国新聞社出版協議会 ふるさと自費出版大賞において優秀賞受賞。
2017年11月 ソロプチミスト日本財団より「千嘉代子賞」受賞。
2019年10月 デビュー60周年記念チェロリサイタルを開催。
2022年4月 札幌ユネスコ協会初代広報大使に就任。

2012年12月「東日本大震災支援 じいたん子ども基金」開設。
基金は被災地の方々のために使われている。
【北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660 口座名 東日本大震災支援 じいたん子ども基金 代表 土田英順】

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