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<チャリティ486は定員10名のテラ小屋で>

<第486回>東日本大震災復興支援チャリティコンサートは、4月29日(土・祝)の14:00から、札幌市内の「テラ小屋」で行われました。 「テラ小屋」は、住宅の一室を改造して造られた、小さなイベントルームです。

実現に向けてご尽力くださったのは、飛田さん。 小生の支援活動に協力を惜しまない、ありがたき御仁です。 これまでも札幌市内の保育園や、カフェでの開催にご尽力くださいました。

彼女はこの日、寿司屋さんの奥さんと拙宅まで迎えに来てくださいました。 会場へ向かう車中で財布を忘れたことに気づきました。 昼食用にコンビニで おにぎりと麦茶を買うつもりだったのです。 どうしよう。 昼めしぬきじゃ腹がへってチェロが弾けんわい。 困っていると彼女は500円貸してくださいました。 

翌日、彼女からLINEが着信。 『チェロや譜面台、譜面を忘れずお財布を忘れるのは、さすが音楽家と尊敬です。 500円ですが、活動費として受け取って頂ければ幸いです。』 何と優しい人なんだ。 

会場はコロナ感染を考慮して、マスク着用を条件に定員は10名に。 神社の宮司さん、歯医者さんの奥さんら10名の聴衆は熱心に鑑賞してくださいました。

終演後は、テラ小屋の主の誕生祝いをケーキで祝い、宮司さんが拙宅まで送ってくださいました。 みんながみんな、いい人ばっかり。 幸せな時間を過ごすことができました。 

この日の募金額、活動費のご寄付につきましては、4月30日更新のブログ「じいたん子ども基金 収支報告 4月分」をご参照ください。
 
      東日本大震災復興支援のために 「じいたん子ども基金」を開設しました。

                  (2012年12月10日)

【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順

                               北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660  

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プロフィール

土田英順

Author:土田英順
土田英順【つちだ えいじゅん】
音楽家・チェリスト。
日本フィル、新日本フィル、札幌交響楽団の首席チェロ奏者を歴任。
ボストン交響楽団およびボストンポップスでも演奏(1969〜1970)。現在ソリストとして活躍中。
全国各地、19都道府県での「東日本大震災復興支援チャリティ・コンサート」は499回を数え、震災後、東北には21回訪れ、被災地でのコンサートは105回に及ぶ。
(2023年11月現在)
被災地に滞在中、大津波の犠牲となった女性のチェロに出会い、持ち主のご遺族と友人たちの思いによってボロボロになったチェロを譲り受け、蘇らせた。
チェロの音色が天国に届く事を願いながら、今日(こんにち)も被災したチェロを奏でる。
2014年12月「第17回まちかどのフィランソロピスト賞(社会貢献)」受賞。
2015年10月「札幌芸術賞」受賞。
被災したチェロを使って録音した CD「祈り」発売。
音楽人生をまとめた著書「チェロ弾き英順 音楽の人生(たび)」出版。
第6回 全国新聞社出版協議会 ふるさと自費出版大賞において優秀賞受賞。
2017年11月 ソロプチミスト日本財団より「千嘉代子賞」受賞。
2019年10月 デビュー60周年記念チェロリサイタルを開催。
2022年4月 札幌ユネスコ協会初代広報大使に就任。

2012年12月「東日本大震災支援 じいたん子ども基金」開設。
基金は被災地の方々のために使われている。
【北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660 口座名 東日本大震災支援 じいたん子ども基金 代表 土田英順】

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