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<コツコツ重ねて500回> 

東日本大震災が発生した2011年3月から、コツコツ続けてきた復興支援のチャリティコンサート。 今日まで12年3ヵ月。 よくもまあ こんなに続けてこれたもんです。

いろんなことがありました。 開演時間になってもお客さんが一人もお見えにならなくて、スゴスゴ会場をあとにしたことがありました。 普段、人が集まる会場内にはポスターが貼ってあったのに、誰の目にも入らなかったんですかね。 そのポスター、タイトルが「鳥居はゆき 東日本大震災復興支援  チャリティコンサート」になっていたんです。 どこでどう行き違いがあったのか。 

函館と登別では、ご来場者が4人しかいなかったことも。 募金額より電車賃とホテル代の方がずっと多かったのですが、小生、それでもめげずに頑張りつづけました。 頑固なんですね。  

東北被災地巡礼の演奏旅行では、行きの新千歳空港発も、帰りの仙台空港発も、悪天候で終日欠航になり、函館のホテルに3日間缶詰め状態になったこともありました。 やることがないから3晩続けて同じ居酒屋で飲みました。 3晩目に行ったら、事情を知った店員さんに、お客さん、もう函館に住んじゃえばって、からかわれました。 

姫路のお寺でチャリティコンサートのあと、岡山県笠岡市へ移動した時も大変でした。 姫路駅から乗車した、鹿児島行きの山陽新幹線の車内は座席が埋まり、立っている人でいっぱいでした。 仕方なく、人で ぎゅうぎゅう詰め状態のデッキに、チェロとスーツケース、パソコンを持って立ちっぱなしで目的地まで行きました。 もうやけっぱちで、どうにでもなれって開き直っていました。

活動を始めた時、74歳だった老チェリストは86歳に。 2ヵ月に一度、循環器病院に通い、心電図検査、血液検査を行い、心臓の持病、心房細動・不整脈と付き合いながら続けてきた活動なんですが。

これまで風邪一つひかず、とんでもないハプニングが何度もあったのに、コロナ以外では一度もコンサートをキャンセルしたことがないんです。 高齢の身でこんなことができるのは、目に見えない何かに守られているとしか思えません。

さてと。 きのう決まったチャリティコンサートで、499回に。 これまで会場は、カフェや、お寺の本堂、教会、公的な施設など、少人数のコンサートが主でしたが、500回目は札幌市内のコンサートホールで自主開催することにしました。

12月17日、日曜日の午後、ザ・ルーテルホール。  共演ピアニストは鳥居はゆきさん。 宣伝・集客ではいろんな業務に追われます。 多忙な彼女に迷惑はかけられないし、練習に専念してほしい。 小生も練習に打ち込みたい。 平和ステージ オフィスにマネージメントをお願いしよう。 チャリティだ。 経費は節約できるところは節約しよう。 チラシの紙は安い紙で結構。 印刷はカラーを使わず白黒で。 お知らせはチラシまきと、このblogでも。 もちろん収益は全額被災者支援に当て、収支報告は このblogで。

皆さまのご来場をお待ちしております。
  

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プロフィール

土田英順

Author:土田英順
土田英順【つちだ えいじゅん】
音楽家・チェリスト。
日本フィル、新日本フィル、札幌交響楽団の首席チェロ奏者を歴任。
ボストン交響楽団およびボストンポップスでも演奏(1969〜1970)。現在ソリストとして活躍中。
全国各地、19都道府県での「東日本大震災復興支援チャリティ・コンサート」は501回を数え、震災後、東北には22回訪れ、被災地でのコンサートは111回に及ぶ。
(2024年3月現在)
被災地に滞在中、大津波の犠牲となった女性のチェロに出会い、持ち主のご遺族と友人たちの思いによってボロボロになったチェロを譲り受け、蘇らせた。
チェロの音色が天国に届く事を願いながら、今日(こんにち)も被災したチェロを奏でる。
2014年12月「第17回まちかどのフィランソロピスト賞(社会貢献)」受賞。
2015年10月「札幌芸術賞」受賞。
被災したチェロを使って録音した CD「祈り」発売。
音楽人生をまとめた著書「チェロ弾き英順 音楽の人生(たび)」出版。
第6回 全国新聞社出版協議会 ふるさと自費出版大賞において優秀賞受賞。
2017年11月 ソロプチミスト日本財団より「千嘉代子賞」受賞。
2019年10月 デビュー60周年記念チェロリサイタルを開催。
2022年4月 札幌ユネスコ協会初代広報大使に就任。

2012年12月「東日本大震災支援 じいたん子ども基金」開設。
基金は被災地の方々のために使われている。
【北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660 口座名 東日本大震災支援 じいたん子ども基金 代表 土田英順】

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