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<弱気にならずに前を向こう>

86歳の身体。 朝、目覚めると身体の節々が凝っているような、軽い痛みがあるような。 気だるい。 こんな時、今日は練習を休もうかな・・って思いますが、いやいや、疲れているんじゃない。 長い人生を歩んできて、こういう身体になっちゃってるんだ。 一日練習を休んだって翌日シャキッとするわけじゃない。  この状態で頑張れるだけ頑張るしかない、と気持ちを切り替えます。

来年は演奏活動65周年の年。 この身体じゃ、記念コンサートは無理かな、と弱気になったりもします。 この類(たぐい)のコンサートを初めてやったのは45周年記念コンサート、67歳の時でした。 けっこうきつかった。 その時は50周年記念はもう無理だな、って思ったけど、それをやり、55周年、60周年とやってきた。

65周年は目の前だ。 この身体でできるだろうか。 ぶざまな演奏はできない。 弱気になったら渡辺貞夫さんを思い浮かべます。 この巨匠は1933年生まれの90歳。 昨年は演奏活動70周年記念のコンサートツアーをやった物凄い御仁。 先月、札幌のホールで初めて巨匠の演奏を拝聴しました。
 
アップテンポの曲では見事なテクニックを披露し、スローテンポの美しい音楽では、小生、感動で心が震え、涙目になりました。 幾多の困難に出会い、荒波を乗り越えてこられたのでしょう。 こんなにも心を揺さぶられる演奏に出会うことは滅多にありません。

巨匠に面会が叶った友人の話では、来年は道東を回りたいと、おっしゃっていたそう。 どこまでも前向きだ。

巨匠をお手本にしよう。 残り少ない現役生活だ。 弱気にならずに前を向いて歩んで行こう。 来年の65周年記念コンサート、林絵里さんに共演をお願いしてみよう。 彼女は、きっと喜んで受けてくれるだろう。

※ 札幌でのリサイタル。 林絵里さんと。 ザ・ルーテルホール。 2023年5月27日。


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      東日本大震災復興支援のために 「じいたん子ども基金」を開設しました。

                   (2012年12月10日)

 【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順

                                北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660  

コメント

お邪魔してきました

土田先生、私たち夫婦は息子のお嫁さんのご家族に挨拶するため、昨日まで北海道に三泊してきました!犬もいるので車で函館と洞爺湖に泊まり、蘭越のお宅へ。最高に素敵な旅でした!!先生にパワーを送ります>^_^<

白鳥の湖

北海道に来られていたのですね。 函館に洞爺湖。 よかったですね。 
暑い夏に、洞爺湖畔のペンションで、1週間1人で合宿練習をしたことがあります。
湖畔でくつろぐ白鳥のカップルを眺めながら練習しました。 ”白鳥の湖”でした。(笑)
練習後は湖畔を散歩。 夕食前に温泉。 夜はビール。 最高でした。  \(^_^)/

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プロフィール

土田英順

Author:土田英順
土田英順【つちだ えいじゅん】
音楽家・チェリスト。
日本フィル、新日本フィル、札幌交響楽団の首席チェロ奏者を歴任。
ボストン交響楽団およびボストンポップスでも演奏(1969〜1970)。現在ソリストとして活躍中。
全国各地、19都道府県での「東日本大震災復興支援チャリティ・コンサート」は500回を数え、震災後、東北には21回訪れ、被災地でのコンサートは105回に及ぶ。
(2024年1月現在)
被災地に滞在中、大津波の犠牲となった女性のチェロに出会い、持ち主のご遺族と友人たちの思いによってボロボロになったチェロを譲り受け、蘇らせた。
チェロの音色が天国に届く事を願いながら、今日(こんにち)も被災したチェロを奏でる。
2014年12月「第17回まちかどのフィランソロピスト賞(社会貢献)」受賞。
2015年10月「札幌芸術賞」受賞。
被災したチェロを使って録音した CD「祈り」発売。
音楽人生をまとめた著書「チェロ弾き英順 音楽の人生(たび)」出版。
第6回 全国新聞社出版協議会 ふるさと自費出版大賞において優秀賞受賞。
2017年11月 ソロプチミスト日本財団より「千嘉代子賞」受賞。
2019年10月 デビュー60周年記念チェロリサイタルを開催。
2022年4月 札幌ユネスコ協会初代広報大使に就任。

2012年12月「東日本大震災支援 じいたん子ども基金」開設。
基金は被災地の方々のために使われている。
【北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660 口座名 東日本大震災支援 じいたん子ども基金 代表 土田英順】

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