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東日本大震災復興支援チャリティ 448 <心優しい人々に囲まれて>

大震災復興支援チャリティ<448>は、9月8日の午後、苫小牧市の妙見寺で行われました。

毎年9月に開催してくださる妙見寺でのチャリティコンサート。 昨年、一昨年は鳥居はゆきさん (はっちゃん) のご都合がつかず、ピアノ無しでチェロだけの演奏でした。

この日、二人はこの会場では久しぶりの共演。 やっぱりチェロに寄り添うピアノを弾いてくださるピアニストが出演してくれるといいなぁ。

13:30からめずらしいオカリナとギターのデユオ演奏のあと、チェロとピアノの演奏は14:00からスタートしました。

演奏曲目は告知してあったので、ヴェラチーニのラルゴ、カッチーニのアヴェマリア、ベートーベンの悲愴ソナタの第2楽章、ショパンのノクターン変ホ長調、の4曲はお話なしで続けて弾きました。

話をしないと音楽に集中することができて、よい演奏ができるような気がします。 4曲を弾いた後、東北の被災地の話を15分ぐらいしてからピアソラを2曲弾きましたが、やはり集中力が欠けてしまいました。

右脳と左脳。 使い分けるのは難しいですね。

第2部では、鳥居さんのピアノ弾き語りを中心にしたプログラムでしたが、これがお客さんにとても受けて、チェロとピアノでアンコールを4曲も弾いてしまいました。

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盛り上がって終演となりましたが、喜んだ主催者の妙見寺住職、末澤隆信さんは、来年のチャリティ開催を約束してくださいました。

この日の入場者・80名。  募金¥63、787を 「じいたん子ども基金」 にお預かりしました。

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お預かりした募金の入った封筒には¥62,937と記載されていましたが、銀行の窓口へ持って行くと、正しくは¥63,787でした。

活動資金の募金箱には¥13,650のご寄付があり、年内に2度の本州チャリティツアーを控えて大きな助けになりました。

また、小馬谷生美さんからは、メッセージを添えて¥5,000をお預かりしました。

《60周年記念コンサート、楽しみにしております。 疲れを癒す ” 命の水 ” で喉を潤して頑張ってください。》

多くの心優しい人たちに囲まれてのチャリティコンサート。 幸せな1日でした。

               ありがとうございました。

        東日本大震災復興支援のために 「じいたん子ども基金」を開設しました。

(2012年12月10日)

【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順

北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660


ご支援、よろしくお願い申し上げます。


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プロフィール

土田英順

Author:土田英順
土田英順【つちだ えいじゅん】
音楽家・チェリスト。
日本フィル、新日本フィル、札幌交響楽団の首席チェロ奏者を歴任。
ボストン交響楽団およびボストンポップスでも演奏(1969〜1970)。現在ソリストとして活躍中。
全国各地、19都道府県での「東日本大震災復興支援チャリティ・コンサート」は486回を数え、震災後、東北には19回訪れ、被災地でのコンサートは101回に及ぶ。
(2023年4月末現在)
被災地に滞在中、大津波の犠牲となった女性のチェロに出会い、持ち主のご遺族と友人たちの思いによってボロボロになったチェロを譲り受け、蘇らせた。
チェロの音色が天国に届く事を願いながら、今日(こんにち)も被災したチェロを奏でる。
2014年12月「第17回まちかどのフィランソロピスト賞(社会貢献)」受賞。
2015年10月「札幌芸術賞」受賞。
被災したチェロを使って録音した CD「祈り」発売。
音楽人生をまとめた著書「チェロ弾き英順 音楽の人生(たび)」出版。
第6回 全国新聞社出版協議会 ふるさと自費出版大賞において優秀賞受賞。
2017年11月 ソロプチミスト日本財団より「千嘉代子賞」受賞。
2019年10月 デビュー60周年記念チェロリサイタルを開催。
2022年4月 札幌ユネスコ協会初代広報大使に就任。

2012年12月「東日本大震災支援 じいたん子ども基金」開設。
基金は被災地の方々のために使われている。
【北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660 口座名 東日本大震災支援 じいたん子ども基金 代表 土田英順】

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