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<被災地巡礼チェロの旅 ② ”福島の魚”>

旅の初日。 福島に到着しました。 福島の定宿は、駅西口近くの「東横イン」でしたが、今回はランクが少し上の「リッチモンドホテル」に宿泊しました。 東横インは安価で有り難いのですが、朝食が質素なので、朝からしっかりと食べた方がよいと思ったのです。

チェックイン後はベッドに横になって身体を休め、夕食はどこへ行こうか、何を食おうかアレコレ考えましたが、福島の魚を食ってやろう、と思いました。

原発による処理水を汚染水と言う国会議員がいる。 汚染水なんて言うと風評被害に繋がるのではないか、と気になります。 それを一番気にかけているのは漁業関係者です。

また、政府が漁業関係者との約束を守らないのは いけません。 政府は漁業関係者全員が納得するまでは処理水を放出しない、と言っていた。 約束は守らなきゃ。 でも、そんな議員を国会に送り込んだのは国民だ。 結局国民が悪い。 選挙に行かない人が多いしなぁ。 いつも投票率、低いもん。 投票に行かないで、ブツブツ文句を言うのは止めましょうや。

話が脱線したな。

さて、夕食の話。 福島の魚ですが。 幸いホテルから至近の駅構内に、回転寿司屋さんがあるので行きました。 風評被害や中国の魚介類輸入禁止措置何のその、まだ宵の口なのに広い店内のカウンター席はほぼ満席状態で、皆さんが盃を傾けながら寿司や刺身をぱくついていました。

小生は、ノンアルコールビールと、福島県相馬産のヒラメや、ホタテをむしゃむしゃ食べました。

一夜明け、9:30に小国小学校の教頭先生がホテルに迎えに来てくださいました。 コンサートは、11:30開始。 福島から小国小学校までは車で30分ぐらい。 正味1時間は練習できますな。 できないとイライラするから、練習は精神安定剤のような効果もある。 先生方のご協力が有り難いです。

つづく。 

      東日本大震災復興支援のために 「じいたん子ども基金」を開設しました。

                   (2012年12月10日)

 【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順

                                北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660
 

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プロフィール

土田英順

Author:土田英順
土田英順【つちだ えいじゅん】
音楽家・チェリスト。
日本フィル、新日本フィル、札幌交響楽団の首席チェロ奏者を歴任。
ボストン交響楽団およびボストンポップスでも演奏(1969〜1970)。現在ソリストとして活躍中。
全国各地、19都道府県での「東日本大震災復興支援チャリティ・コンサート」は499回を数え、震災後、東北には21回訪れ、被災地でのコンサートは105回に及ぶ。
(2023年11月現在)
被災地に滞在中、大津波の犠牲となった女性のチェロに出会い、持ち主のご遺族と友人たちの思いによってボロボロになったチェロを譲り受け、蘇らせた。
チェロの音色が天国に届く事を願いながら、今日(こんにち)も被災したチェロを奏でる。
2014年12月「第17回まちかどのフィランソロピスト賞(社会貢献)」受賞。
2015年10月「札幌芸術賞」受賞。
被災したチェロを使って録音した CD「祈り」発売。
音楽人生をまとめた著書「チェロ弾き英順 音楽の人生(たび)」出版。
第6回 全国新聞社出版協議会 ふるさと自費出版大賞において優秀賞受賞。
2017年11月 ソロプチミスト日本財団より「千嘉代子賞」受賞。
2019年10月 デビュー60周年記念チェロリサイタルを開催。
2022年4月 札幌ユネスコ協会初代広報大使に就任。

2012年12月「東日本大震災支援 じいたん子ども基金」開設。
基金は被災地の方々のために使われている。
【北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660 口座名 東日本大震災支援 じいたん子ども基金 代表 土田英順】

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