東日本大震災発生の翌年から、毎年夏に福島の子どもたちのための保養キャンプ、 「南幌保養キャンプ」を開催している人々。
中心になって活動している箏奏者、大西直子さんは、福島市内で行われる保養についての打ち合わせに出席して参加者を決め、保養キャンプ前後には、南幌⇔福島間を子どもたちに付き添い送迎をしています。
大西さんから頂いたお手紙の1部をご紹介させていただきます。
《・・・前略 お客さまが目頭を熱くして、英順さんの演奏をお聴きになり、中学生はみるみるうちに音で、演奏でこたえていく姿に未来を見ました・・・中略 》
《あの日、英順さんのご自宅の玄関口を拝見し、ここから膨大なチャリティコンサートに向かわれた英順さんの9年にも及ぶ日々を思わされました・・・中略 体力の限界へ挑む日々がそこにあったのだと感じました・・・中略》
《お振込みくださった支援金50,058円、更に15,000円、土田さんに寄せる皆さんからのご支援を、こちらは託されて頂戴していることを想いながら、これまで同様、手弁当、ボランティアを貫いて南幌キャンプを実施していきたいと思います。・・・中略》
《ご無理がない範囲で結構ですから、キャンプ地、三重レークハウスに遊びに来ていただきたいと思います。 お迎えにも参ります。 ご検討下さい・・・後略》
✩✩ 保護者は参加せず、福島から子どもだけで参加している南幌キャンプ。 子どもたちは、大西さんを母のように慕い、ボランティアスタッフの皆さんとも大の仲良しです。
幼い子を、遠く離れた北海道の農村地帯に1週間預けるということは、両親たちが如何に南幌キャンプのスタッフの皆さんを信頼しているかがわかります。
小生は、明日、南幌キャンプを開催している心優しい人たちが、三重レークハウスに集まるパーティに出席し、杯を傾けながらこの人たちの労を労い、来年のキャンプに向けての抱負などを伺ってこようと思います。
東日本大震災復興支援のために 「じいたん子ども基金」を開設しました。
(2012年12月10日)
【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順
北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660
ご支援、よろしくお願い申し上げます。