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<謹賀新年>

皆さま、明けましておめでとうございます。 

今年も これまで同様、支援コンサートを続けて参る所存ですので、どうぞよろしくお願いいたします。


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今年の抱負は、って聞かれることがありますが。 特にありませんな。 いつの年も同じなんです。 コンサートがあってもなくてもチェロに向き合う。 つまり練習すること。 つまらん奴だ、と思うかも知れませんが。

でも、小生からチェロを取っちゃったら何も残らないんです。 だから練習しなくなったら、只の粗大ゴミみたいなもんだ。 バカでっかいゴミにはなりたくないですな。 

それと、これは自分だけの問題じゃない。 支援コンサートができなくなる。 東北の被災地、数ヵ所の「みんなの食堂」に支援を続けないと。 運営責任者のオバサン、支援を待ってる。 母子家庭、父子家庭の子どもたちの居場所がなくなってしまったら可哀想だ。 支援を続けるためにも練習する。 それって音楽が好きだから実行できるんだ。

だけど、目標がないと辛い練習から逃げようとしてしまう。 だから目標を設定した方がいい。 半年先にデビュー65周年記念コンサート。 これが今の目標です。

これから こつこつコツコツ半年間。 少しはうまく弾けるようになるかなぁ。 

あと10日もすりゃぁ87歳だ。 政治家だったら、老害だ、若いもんに道譲れ。 もうやめろ、って言われる。 チェロ弾きでよかった。 オーケストラに定年があっても、音楽家に定年はない。 だが爺が長時間は練習できない。 いちにち1時間半。 45分を2回。 それ以上はやりません。 そのかわり休みはなしだ。 元日だって練習さ。

記念コンサートで弾くのは、美しいエックレスのソナタ。 エックレスは1670年に生まれた人。 大バッハより先輩だ。 そんな大昔から、今の人間が感動するような美しい音楽があったんだなぁ。

35歳の時デビューリサイタルで弾いた、ベートーベンのト短調のチェロソナタも弾く。 東京文化会館小ホールだった。 ガチンガチンにあがっちゃったな、あの時は。

ピアソラのブエノスアイレスの四季全曲も。 全曲弾くのは5年ぶりだ。 5年間で少しはうまくなったのかなぁ。

兎にも角にも一生懸命やるさ。 渡辺貞夫さんは、90歳で去年デビュー70周年記念コンサートツアーをやった。 凄い人だ、この人は。 元々丈夫な身体を持っているだけでなく、摂生しておられるんだろうと思う。 小生には70周年は無理だ。 リサイタルは これが最後になるかも知れない。 
 


コメント

静かに頑張ろう!無理は禁物

土田さんのファン歴57年の私、東京文化会館のコンサートに行った思い出があります。ベートーベンのソナタを聴いた覚えがあります。バッハも弾かれたような…とにかく無理をしてはダメですよ。

覚えているよ

おぉ、懐かしの和田さん。 覚えているよ。 半世紀以上前だね。 日フィルが分裂した時は怒られたね。 分裂は仕方なかったんだよ。

チェロは今も頑張ってる。 疲れるよ。 もうすぐ87歳だもんね。 やめる時はスパッとやめるよ。 

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プロフィール

土田英順

Author:土田英順
土田英順【つちだ えいじゅん】
音楽家・チェリスト。
日本フィル、新日本フィル、札幌交響楽団の首席チェロ奏者を歴任。
ボストン交響楽団およびボストンポップスでも演奏(1969〜1970)。現在ソリストとして活躍中。
全国各地、19都道府県での「東日本大震災復興支援チャリティ・コンサート」は501回を数え、震災後、東北には22回訪れ、被災地でのコンサートは111回に及ぶ。
(2024年3月現在)
被災地に滞在中、大津波の犠牲となった女性のチェロに出会い、持ち主のご遺族と友人たちの思いによってボロボロになったチェロを譲り受け、蘇らせた。
チェロの音色が天国に届く事を願いながら、今日(こんにち)も被災したチェロを奏でる。
2014年12月「第17回まちかどのフィランソロピスト賞(社会貢献)」受賞。
2015年10月「札幌芸術賞」受賞。
被災したチェロを使って録音した CD「祈り」発売。
音楽人生をまとめた著書「チェロ弾き英順 音楽の人生(たび)」出版。
第6回 全国新聞社出版協議会 ふるさと自費出版大賞において優秀賞受賞。
2017年11月 ソロプチミスト日本財団より「千嘉代子賞」受賞。
2019年10月 デビュー60周年記念チェロリサイタルを開催。
2022年4月 札幌ユネスコ協会初代広報大使に就任。

2012年12月「東日本大震災支援 じいたん子ども基金」開設。
基金は被災地の方々のために使われている。
【北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660 口座名 東日本大震災支援 じいたん子ども基金 代表 土田英順】

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