東日本大震災復興支援チャリティ 449 <演奏付の講演会>
- 2019/09/24
- 18:34
昨夕 (9月23日) 、札幌市中央区の鳥居はゆきさんの店 「Lakura」 で、 「じいたんドームがある町」 と題して、演奏付講演会・東日本大震災復興支援チャリティ<449>が行われました。

2013年8月、初めて山元町を訪れてチェロを弾き、町の人たちとの交流の中で出されたご要望は、ビニールと木材を使って、簡素な集会所を建設するための支援でした。
支援をさせて頂くと、彼らはビニールと木材を取り寄せ、菊地慎一郎さんを中心に町の有志たちは、「じいたんドーム」 の建設を始めました。
工事は着々と進みます。 完成までもう一息。
内部も着々と。
翌年の2014年、「じいたんドーム」 が完成しました。 左は菊地慎一郎さん。
「じいたんドーム」 の入口には、普門寺住職の坂野さんが瓦礫の中から使える木材を集め、チェロの形をした震災モニュメントを飾りました。 じいたんドームの文字も。
今年、6月27日、チャリティコンサートでそこを訪れたのは5回目でした。
建物は長く使える借地に移転していました。 新たに水道を引き、外にはプロパンガスボンベを設置して簡単な炊事ができるようになっていました。
大切に使ってくれているな・・ 嬉しいな・・
《この町が地震と津波で何もかも失ってしまった時、先生に助けてもらって町のみんなで作ったんですから。 どんなに立派な集会所ができても、私たちはこの集会所が1番。 愛着があるんです。 ずっとずっと長く使わせていただきます。》・・ と、菊地慎一郎さん。
しかし・・・ トイレが仮設トイレしかない・・・
感謝の気持ちを忘れずに、大切に 「じいたんドーム」 を使ってくれているこの人たちのために、水洗トイレを作ってあげたい! 皆さまからお預かりしているお金、 「じいたん子ども基金」 で。
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このあとは、一昨日 (9月22日) 更新のブログでお伝え致しました通りです。
もう工事は始まっているでしょう。
《あとあとまで残る良いものを作れるよう頑張ります。》 と、菊地慎一郎さん。
12月にお会いする日が待ち遠しいです。 頑張れ! 山元町の仲間たち!
<449>の入場者・11名。 お預かりした募金¥23,101 ほか、<447>で菊地夫人から頂いた自作の小物入れと、これまた自作のオハギの売り上げ¥3,300 計\26,401を 「じいたん子ども基金」 に。
また、 「命の御水代」 として\2,000をお預かりしました。
菊地さん、いつもいつもご厚志をありがとうございます。 これからも命の水を飲んで頑張ります。