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<6回目の能登チャリティはLAKURAで>

1月28日に初の能登半島地震復興支援チャリティコンサートを行いましたが、その後、回を重ねて6回目が札幌市中央区の はっちゃんの店「LAKURA」で行われました。

ピアニストで店主のはっちゃん=鳥居はゆきさんとは、今月になって今回が4回目の共演です。 これまでと、ほぼ同じプログラムなので、ぶっつけ本番でよかろう、、と意見が合いました。 

この日も小澤征爾さんを思い、鳥の歌、3大アベマリアなど、祈りの音楽から弾き始めました。 目を閉じて弾いていると、瞼に小澤さんの指揮ぶりが浮かんできます。

70年前からの思い出の数々。 避暑地、軽井沢の道端の木陰で、あぐらをかいてスコアを広げていた、若き日の小澤さん。 東京文化会館の廊下で、パンツ一丁で靴も履かず、盗み撮りした週刊誌の記者を怒り心頭、追いかけた鬼の形相の小澤さん。

ボストンシンフォニーホールの向かいのレストランで、コンサート後に2人でワイングラスを傾けた時の、くつろいだ表情の小澤さん。

思い出がたくさんあって悲しい。

曲間のトークは、当然、小澤さんの思い出話になりました。 お客さんも興味津々。 87歳だからできる遠い昔のお話。 これからも語り続けよう。 それが供養にもなるだろう。

2月になって5回目のコンサート。 87歳、やっぱり疲れたな。 前日、はっちゃんに、終演後の打ち上げ会を失礼してもいいかい?、と言いました。

小生の健康を思い、はっちゃんは、うち上げ会をやめました。 でも、お客さんがお帰りになっても、すぐには帰る気もしない。 はっちゃんは、ノンアルコールの黒ビールをご馳走してくださいました。

※ 疲れていても2人だけの会話は楽し。 


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緊張で頭に集まった血液は、徐々に全身に回り始めたところで家路につきました。
 
この日のご来場者:12名、募金額:¥30,000 ほか、活動費に¥1,200をお預かりしました。 皆さまのご厚情に心より感謝申し上げます。 ありがとうございました。

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プロフィール

土田英順

Author:土田英順
土田英順【つちだ えいじゅん】
音楽家・チェリスト。
日本フィル、新日本フィル、札幌交響楽団の首席チェロ奏者を歴任。
ボストン交響楽団およびボストンポップスでも演奏(1969〜1970)。現在ソリストとして活躍中。
全国各地、19都道府県での「東日本大震災復興支援チャリティ・コンサート」は501回を数え、震災後、東北には22回訪れ、被災地でのコンサートは111回に及ぶ。
(2024年3月現在)
被災地に滞在中、大津波の犠牲となった女性のチェロに出会い、持ち主のご遺族と友人たちの思いによってボロボロになったチェロを譲り受け、蘇らせた。
チェロの音色が天国に届く事を願いながら、今日(こんにち)も被災したチェロを奏でる。
2014年12月「第17回まちかどのフィランソロピスト賞(社会貢献)」受賞。
2015年10月「札幌芸術賞」受賞。
被災したチェロを使って録音した CD「祈り」発売。
音楽人生をまとめた著書「チェロ弾き英順 音楽の人生(たび)」出版。
第6回 全国新聞社出版協議会 ふるさと自費出版大賞において優秀賞受賞。
2017年11月 ソロプチミスト日本財団より「千嘉代子賞」受賞。
2019年10月 デビュー60周年記念チェロリサイタルを開催。
2022年4月 札幌ユネスコ協会初代広報大使に就任。

2012年12月「東日本大震災支援 じいたん子ども基金」開設。
基金は被災地の方々のために使われている。
【北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660 口座名 東日本大震災支援 じいたん子ども基金 代表 土田英順】

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