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大震災復興支援チャリティ 451 は長野で <チェロもファーストクラス>

10月14日の夕刻、長野での東日本大震災復興支援チャリティ<451>を終え無事帰宅しました。

コンサート前日の12日、長野では台風19号の影響で滝のような大雨、街路樹が烈しく揺れる強風でしたが、その中をリハーサル会場へ向かったり、夜は30分おきぐらいに避難警報レベル5の通知がけたたましく鳴るので眠れなかったり、帰りの交通手段を考えたりで心身ともに疲れ果て、疲労警報レベル5 の状態でした。

12日のリハーサル会場    長野県社会福祉総合センター講堂 

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疲労困憊とはこういう事なのだ。 無事帰宅と言っても身体はボロボロに疲れた状態で、パソコンを開ける気にもなりませんでしたが、ようやく大型台風19号が来襲する中での、4泊1公演物語を綴ってみる気持ちになりました。

出発時の10日にさかのぼって綴って参りたいと思います。

<451>は10月13日に長野市ホクト文化会館小ホールで行われる予定でしたので、その前日の10月12日、新千歳空港発13:00のJAL便、座席が広いクラスJ のチケットを、チェロの分と2席分を購入していました。

長野ホクト文化会館

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早起きしてアサレン (早朝練習) を済ませてから家を出て、新千歳空港発13:00に乗り→羽田空港→モノレールで浜松町→東京→北陸新幹線で長野へ向かえば、到着する時間は、長野の居酒屋で名物の馬刺しを肴にチビチビ一杯始めるのに丁度よかろう・・と、酒飲みの小生はウキウキ気分でした。

ところが・・・ 大型台風19号が接近中で、12日には日本列島の関東、東海地方に上陸との情報が流れ始めました。

こりゃまずい。 予定の搭乗便、12日の札幌→羽田便は欠航の可能性大だ。 出発を早めて11日にしよう。 長野の主催者、スタッフらは早くからコンサートの準備を進め、ファンはチェロを聴くのを楽しみにしているそうですから。

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欠航になったから行かれません・・なんてとんでもないことです。

しかし・・・ その時すでに遅し。 11日の便は終日満席状態で、もう1日前の10日は20:15のファーストクラスが2席空いているだけでした。

やむを得ん。 長野の人たちをガッカリさせるわけにはいかん。

10日出発に決めました。 ファーストクラスで。 夜の便のファーストクラスは機内食のサービスがあります。 お飲み物は何になさいますか? と、ニコニコ優しい笑顔の乗務員さん。

” ビールを2缶と白ワインを2杯。” チェロだってお金を払って乗っているんですからチェロの分もね。 (笑)

料理は美しい料理でしたが、酒飲みの小生には薄味で物足りず、飛行時間が1時間40分でも食事時間は30分ぐらい。 これじゃ慌ただしくて食事をゆっくり楽しむというわけにはいきませんでした。  

つづく。

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プロフィール

土田英順

Author:土田英順
土田英順【つちだ えいじゅん】
音楽家・チェリスト。
日本フィル、新日本フィル、札幌交響楽団の首席チェロ奏者を歴任。
ボストン交響楽団およびボストンポップスでも演奏(1969〜1970)。現在ソリストとして活躍中。
全国各地、19都道府県での「東日本大震災復興支援チャリティ・コンサート」は501回を数え、震災後、東北には22回訪れ、被災地でのコンサートは111回に及ぶ。
(2024年3月現在)
被災地に滞在中、大津波の犠牲となった女性のチェロに出会い、持ち主のご遺族と友人たちの思いによってボロボロになったチェロを譲り受け、蘇らせた。
チェロの音色が天国に届く事を願いながら、今日(こんにち)も被災したチェロを奏でる。
2014年12月「第17回まちかどのフィランソロピスト賞(社会貢献)」受賞。
2015年10月「札幌芸術賞」受賞。
被災したチェロを使って録音した CD「祈り」発売。
音楽人生をまとめた著書「チェロ弾き英順 音楽の人生(たび)」出版。
第6回 全国新聞社出版協議会 ふるさと自費出版大賞において優秀賞受賞。
2017年11月 ソロプチミスト日本財団より「千嘉代子賞」受賞。
2019年10月 デビュー60周年記念チェロリサイタルを開催。
2022年4月 札幌ユネスコ協会初代広報大使に就任。

2012年12月「東日本大震災支援 じいたん子ども基金」開設。
基金は被災地の方々のために使われている。
【北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660 口座名 東日本大震災支援 じいたん子ども基金 代表 土田英順】

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