大震災復興支援チャリティ 451 は長野で <チェロもファーストクラス>
- 2019/10/17
- 18:21
10月14日の夕刻、長野での東日本大震災復興支援チャリティ<451>を終え無事帰宅しました。
コンサート前日の12日、長野では台風19号の影響で滝のような大雨、街路樹が烈しく揺れる強風でしたが、その中をリハーサル会場へ向かったり、夜は30分おきぐらいに避難警報レベル5の通知がけたたましく鳴るので眠れなかったり、帰りの交通手段を考えたりで心身ともに疲れ果て、疲労警報レベル5 の状態でした。
12日のリハーサル会場 長野県社会福祉総合センター講堂
疲労困憊とはこういう事なのだ。 無事帰宅と言っても身体はボロボロに疲れた状態で、パソコンを開ける気にもなりませんでしたが、ようやく大型台風19号が来襲する中での、4泊1公演物語を綴ってみる気持ちになりました。
出発時の10日にさかのぼって綴って参りたいと思います。
<451>は10月13日に長野市ホクト文化会館小ホールで行われる予定でしたので、その前日の10月12日、新千歳空港発13:00のJAL便、座席が広いクラスJ のチケットを、チェロの分と2席分を購入していました。
長野ホクト文化会館
早起きしてアサレン (早朝練習) を済ませてから家を出て、新千歳空港発13:00に乗り→羽田空港→モノレールで浜松町→東京→北陸新幹線で長野へ向かえば、到着する時間は、長野の居酒屋で名物の馬刺しを肴にチビチビ一杯始めるのに丁度よかろう・・と、酒飲みの小生はウキウキ気分でした。
ところが・・・ 大型台風19号が接近中で、12日には日本列島の関東、東海地方に上陸との情報が流れ始めました。
こりゃまずい。 予定の搭乗便、12日の札幌→羽田便は欠航の可能性大だ。 出発を早めて11日にしよう。 長野の主催者、スタッフらは早くからコンサートの準備を進め、ファンはチェロを聴くのを楽しみにしているそうですから。
欠航になったから行かれません・・なんてとんでもないことです。
しかし・・・ その時すでに遅し。 11日の便は終日満席状態で、もう1日前の10日は20:15のファーストクラスが2席空いているだけでした。
やむを得ん。 長野の人たちをガッカリさせるわけにはいかん。
10日出発に決めました。 ファーストクラスで。 夜の便のファーストクラスは機内食のサービスがあります。 お飲み物は何になさいますか? と、ニコニコ優しい笑顔の乗務員さん。
” ビールを2缶と白ワインを2杯。” チェロだってお金を払って乗っているんですからチェロの分もね。 (笑)
料理は美しい料理でしたが、酒飲みの小生には薄味で物足りず、飛行時間が1時間40分でも食事時間は30分ぐらい。 これじゃ慌ただしくて食事をゆっくり楽しむというわけにはいきませんでした。
つづく。