東日本大震災復興支援チャリティ 452 <地下劇場シアターZOO>
- 2019/11/06
- 17:38
大震災復興支援チャリティ<452>は、長野公演の1週間後、10月20日の午後、札幌市中央区の地下劇場 「シアターZOO」 で行われました。
懐かしの劇場 「シアターZOO」
1997年、小生が38年間のオーケストラ活動から足を洗った数年後だったと思います。 北海道演劇財団専務理事 (当時) 平田さんから演劇公演、 「銀河鉄道の夜」 に出演してくれないか、と依頼がありました。
小生、舞台上で役者を演じる演技力など、とてもじゃありませんし、やったとしても、典型的なヘボ役者・三文役者と言ったところなんですが。
それでもこれまでに札幌座 (当時の名称は劇団TPS) の舞台で 「銀河鉄道の夜」 「春のノクターン・菖蒲池の団欒」 「秋のソナチネ」 「ペールギュント」 など4本の芝居に出演させて頂き、北海道から沖縄まで全国各地での公演、また韓国 (ソウルとヴィジョンブ)や、サハリンの舞台にも立たせて頂きました。
「銀河鉄道の夜」 冒頭のシーン 札幌市の副都心、新札幌駅前の劇場
斎藤歩作、「春のノクターン・菖蒲池の団欒」 左は斎藤歩さん シアターZOO
以下は、これも斎藤歩作の 「秋のソナチネ」 サハリン公演、思い出の写真です。 小生は、趣味でチェロを弾く大酒飲みのラーメン屋のオヤジの役でした。 妻に先立たれ、傷心の小生は店をほっぽらかしにして放浪の旅に出ます。
旅先で若い女性に出会い、結婚してラーメン屋に戻ってくると・・・こんなお話なんですが。
サハリンの劇場
プログラム
稽古前 ロシア人の舞台係がマイクの取り付けを入念に

サハリン公演の演出は磯貝圭子さん、公演前の打ち合わせ
バックステージにはロシア語の字幕
こんな演技もありました。
こんなシーンも 小生、酒を飲むシーン
カーテンコール
打ち上げはロシア料理の大ご馳走
「シアターZOO」 では、稽古や公演を行なっただけでなく、控室では演出家でも役者でもある斎藤歩さんはじめ、役者の皆さんと何度も何度も酒を酌み交わしたことがある思い出いっぱいの劇場です。
2011年3月11日、東日本大震災が発生した日。 この日は 「秋のソナチネ」 公演初日でした。 夜の公演前、午後の稽古中、14:46、地下の劇場はぐらりぐらりと揺れました。
地震だ! 生き埋めになるぞぉ~と、役者たちと階段を駆け上がり避難しましたっけ。
いろんな思いがある 「シアターZOO」
斎藤歩さんは、その劇場で大震災復興支援チャリティ<452>を主催してくださったのです。
チャリティコンサート<452>をご報告すべきところ、芝居のお話になってしまいました。
『コンサートが芝居に脱線の巻』 おわり
※ この日の募金額は10月の収支報告でご報告しました。
※ 11月4日に 「札幌市清田区里塚美しが丘地区センター」 で行われたチャリティコンサート<453>で、60名のお客さまからの募金¥33,907を 「じいたん子ども基金」 に、 また活動費の募金¥11,475、 菊池さんご夫妻から 「活動費・ビール代」 として¥10,000を、主催者は交通費¥5,000をご負担くださいました。
※ 11月5日にマツモト ショウシュンさんから基金の口座に¥300,000のご寄付があり、「じいたん子ども基金」 の残高は¥2,143,972になりました。
皆さまのご厚情に心より感謝致します。 ありがとうございました。